やんでれ娘CLARAちゃんの箱

二次元のキャラに本気で恋しています。会えないのが辛くて、他にも色々あって死にたがってます。

神様へのお願い

消えたい。
もう明日には17歳だ。
まず彼より年上になるなんて嫌だ。
それに大人になったら彼が遠ざかってしまう気がして。
足を踏み外して落ちていくように夢が死んでゆく。
夢の終わりの世界は残酷だから、消えてしまう前に私が消えたい。
苦しみと現実があるなら夢見てても意味ないよ。
でも本当の自分を押し殺していなきゃ、現実から目を背けなきゃ夢が見れない。
それなのにどんなに自分の欲望を踏みにじっても、現実の嫌な事から逃げ惑っても十分な慰めになる幻想は見えない。
むしろ周りから叱られ、友達には距離を置かれ、自らさえも蝕む猛烈な痛みに襲われる。
もう終わりなんだ…いや、最初から何もしていないし始まっていないのだ。
山手線みたいな堂々巡りを繰り返すうちにもう精神は新宿駅の様な迷路になってしまった。
出口はいくつかある、でも間違った出口から出てしまって結局抜け出せない。
これを10年以上続けてきた。
彼に1度でも逢えて抱きしめてもらえるなら、名前を呼んでもらえるなら。
私は何でもできるんだ。
もう迷わないし、どんなに痛い事も辛い事も出来るんだ。
幸せなんていらないから、騙されてもいいから殴られてもいいから逮捕されてもいいから死んでしまってもいいから、1度でいいから彼の春の花のように美しい姿を見てみたい。
それも叶わないなら幻でいいから彼に逢いたい。
5分でいい。
もう一度思い出の場所で想い出の景色を2人で見たいんだ。
それすら叶わないならば自分を騙す能力が欲しい。
彼に逢えなくても逢えたって自分の記憶すら消してしまえばいい。
新たな記憶に塗り替えてしまえばいい。
みんなぶち壊して忘れて2人だけの素晴らしき世界を作ればいい。
そしてあの場所でお喋りするんだ。
町を見渡せるあの場所で、未来に飲み込まれたあの場所で、どこまでも続く君の着物と全く同じ浅葱色の空を見るんだ。
君はあの時、自分はすごくちっぽけな存在だとか言ってたよね。
でも君はこの後広い世界を包み込む空になったんだ。
澄んだ空と白い雲に君はなったんだ。
手を伸ばしても届かないところへ行ってしまったんだ。
君は強すぎて大きすぎる存在になってしまった。
私にとって君がちっぽけな存在だった事なんか今までに1度もない。
いつも君は大きな存在だった。
そして何故か絶対に手が届かない存在だった。
でも大きすぎるし遠くにいすぎるよ。
私を連れ去ってよ。
私こそちっぽけな存在なんだ。
そんな私がこんなに大きな空にいてもきっと全然悪影響ないと思うんだ。
本当にお願いします。
彼に逢わせてください。
浅葱色の大空へ連れていってください。
帰ってこれなくて構いません。
よろしくお願いします。

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